先週末はいきなりの寒さと疲れですっかり体調を壊してしまいました。
熱発と異常なほどの首から肩への肩こり。それでもやらねばならぬことはいっぱいあって・・・。
ここ数年は家族は風邪をひいても私だけは大丈夫。それが今回の不調です。横になったまま動けない私に嫁さんが世話を焼いてくれて、まるで新婚の頃の様でした。
市販の薬を飲んで湿布をべたったり貼って早めに寝たら、寝汗をかいてすっかり熱は取れました。寝汗なんてホント久しぶりです。まだ本調子ではありませんが、確実に元気には向かっています。動けるようになりました。
あまりにも嫁さんが優しく世話を焼いてくれるのでこのまま調子が悪いふりをしていようかとも思いましたが、ばれたら余計に大変な事になるので回復宣言。今朝はいつも通りの嫁さんでした・・・。
一時の夢を見ました・・・・(涙)。
さて、親株の続きです。
6-16-2
6-3
これもコーソン系の交配種ですね。2,1,3の順番で見ていくと上弁の変化が連続しているのが分かります。
特に6-3はコウロギさんの‘碧いうさぎ’に繋がる形質ですね。こちらはコウロギさんよりも大きめの花なのでまた違った碧いうさぎができるかもしれません。
6-2はもうちょっとラビット型へ選抜を重ねると特徴が出てくると思います。
7-17-2
7-37-4
これは見る人が見ればすぐわかりますね。この花弁の揺れ具合はマイビオラから来ています。
NO.9のそばかすタイプと姉妹系統です。最初は姉妹でも子、孫の代になると離れていくのは人と同じ。それでいいんだと思います。むしろパンジー・ビオラではそうならなくちゃいけません。
ちなみのこの揺れ。
一輪で見るとえらく暴れているように感じますが、極小輪のこれらがいっぱい咲いていると蝶々が群れているような、風が無いのに揺れているような印象を受けます。これが、今までになくいい感じなんですよ!
一輪ではなく集団の美!これがこの系統の大きな特徴だと思います。
8-18-2
8-3
8-4
8-4はどう見ても違うものの混入ですね。そして、コーソン系には間違いありません。まさしく細弁スターといえるようなコーソン系特有の花です。
1~3、特に8-2は私がコーソン系に抱くイメージの典型です。丸弁ですが、これがもっと細いと「ホーン」と言う花型になります。
これで送られてきた親株はすべてです。
ここからまずはセルフで採種していきます。一部はすでに実が膨らんできているのでこの調子でいけばいっぱい採れそうです。
何か、生産者のIさんの世界が垣間見えてきたようですね。これは年数を重ねるごとに顕著になってきます。そして私はそれをサポートするだけ。
さあ、これからどうなるってくのでしょう?ね、楽しみですね!