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佐藤清史さんの‘スパーク!(仮名)’

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先週は子供の受験の付き添いで松江市に行ってきました。初、島根でございます!(笑)


福岡まで行ってそれから飛行機で出雲縁結び空港へ。半日以上の移動時間でした。


事前に天気予報を見ると最高気温3℃で雪のマーク。覚悟していったのですが雪はちらついていた程度で、そんなにも寒く感じません。


松江市の印象は埋め立てて造られたという地盤的なこともあるのでしょうか?高い建物があまりなく空が遠くまで見渡せました。


宍道湖から吹く風は冷たくて、道を歩いている人をほとんど見かけません。


宮崎だと冬場はカラッと晴れて乾燥するのですが、こちらは絶えず雲が流れ込んできて雪交じりの雨が降り、また薄日が差すの繰り返し。


湿って寒い冬の質感。うっすらと物悲しくて、それが妙に心地よかったです。貴重な体験をさせていただきました。


さて、作品展、まだまだ紹介する分が残っています。


目玉の多い展示会でしたが、この切れ切れっ弁もその一つでした!

スパーク!
スパーク!

スパーク!
スパーク!

スパーク!

スパーク!
スパーク!

スパーク!

スパーク!

スパーク!(仮名)


秋田県の佐藤清史さんの育成品です。15年ほど前に市販品種よりたった1株出現した個体から採種を繰り返しここまでの変異を広げてきました。


育種というと「交配」がメインのように考えがちですが、このように変異個体の拾い上げも重要なのです。


それは「狙い」ではできない形質が多いということ。


普通の品種ばかりの中で、「切れ弁の品種を作れ」と言われたらどうやっていいか分からない。


でも、この切れ切れっ弁があれば、ここからどんな方向へも可能ですよね。


つまりはそう言うこと。「ベース(基礎)」なんです。このベースを見つける、作り出すことが育種では一番難しいことです。


ですから、この切れ弁を拾い上げた佐藤さんはそのベースを見つける“目”をお持ちだったということです。


これ、才能です!(笑)


後はこのベースをどう活用するか、ここからは育種家の作業になるかもしれません。


さて、この反響を呼んだ切れ切れっ弁。3月には下関市園芸センターのパンジー展で見ることが出来ますよ!


是非。実物をその目でご覧ください!!


うっTと植物たち⇒http://blog.goo.ne.jp/kakusuko0628/e/7fe4c4095b48e75427a998e8f079fe9f


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