早いもので4月ももう終わり…。
皆さんおっしゃるように私も歳を取るごとに時間が過ぎるのを早く感じるようになりました(笑)。
昨日の圃場の様子。遂に交配分の採種は終了しました!拍手!!(笑)
しつこく4月の初めまで交配をしたものが、ようやく時期になって採種出来ました。
交配数はかなりの数です。これが交配をし始めて最高数!そしてもうこれを超えることはできないでしょう。
どれくらいの数かは皆さんが「引く」ぐらいの数ですので、言わないことにして置きます(笑)。
後は“未練”が残っているばかりです。(笑)
こちらで播いたプリムラは今年は開花も遅く、パンジー・ビオラの採種に追われ交配も今になってようやくでした。
タイミングが遅くなったので結実するかどうかは微妙なところです。
さて、どのような花が咲いたかというと、
全てステム立ちですが、これといったものは今一つです。
ホワイト~クリーム系は桜弁のイメージには近づいてきました。
その中で、まま特徴的なものをご紹介!
横向き咲きで丸弁傾向。オーリキュラの雰囲気があります。
おぼろげながらも吹き掛け絞り。
プリムラの絞り咲きはほとんどありませんので貴重ですが、一株しかないのが悩みです。
プリムラは自家受粉が難しい植物なのです。
切れ弁の抱え咲き。
サントリーさんから発売されていた矢祭園芸さん育成の切れ弁のアコーリスタイプの‘ミルコロール’。それをがんばってステム立ちにしました。
でも、もう少し丈がほしいです。
そして、
ステム立ちのダブル!
狙っていたのがようやく出ました。
アコーリスタイプのダブルにステムを掛けてステム立ちにした2つの系統同士の交配です。
八重咲きは劣性ですのでステムを立てることはできても一重になってしまいます。
その系統内での交配、その系統間の交配をやりました。
至る道は多岐にわたるのですが、系統間交配で始めて結果が出たのです。
でもこれも1株しかありません。
姉妹株は一重ですが、潜在的には八重の遺伝子を持っています。ですから、この八重の出た系統内での交配を試みていきたいと考えています。
続けていれば何とかなるものですね。頑張らねば!!