やや天気が不安定になってきました。梅雨の前触れでしょうか?
大体、宮崎は今月の下旬から梅雨入りします。ホントそれまでに種を整理して冷蔵庫へ入れてしまわなければなりません。天気見ながら大忙しです。
さて、「山野草マニアックスNO.31」が5月12日に発売となりました!!
早いもので、「平成三色すみれ考」は、もう4回目の連載となります。今回のテーマは「人工の美」についてです。
本当は3回の連載で終わる予定でした。でも、どうしてもこれだけでは全てを書ききれない。網羅できない。
こんな機会はもう絶対に無いでしょう。だったら、この機会に平成になってのパンジー・ビオラの記録を残こさねば!と、そんな気持ちが強まっていきました。
私たちは今を生きています。なかなか今をとらえることは難しいですが、これから先100年後からみれば、平成と言う時代はパンジー・ビオラの変革期である事は間違いありません。
後輩たちの為にとにかく記録を残して置きたいのです。そこでお願いして後3回の連載をさせて頂くことになりました。
まあ、そこから新たな苦労が始まった訳ですが…(汗)。でも、苦労した分報われることもあるでしょう(笑)。
私の文章修業は、脚本やシナリオから始まっています。ですので、文章を書く場合はまず、そのようなスタイルに一度おきかえてから作業が始まります。
で、今回の構成はシナリオで言えば「オムニバス」。オムニバスとはあるテーマに沿った短編を集めて一つにした作品になります。
「人工の美」をテーマに「フリル」、「絞り」、「覆輪」、「ベイン」を書き分けました。そこから、またパンジー本来の「人工の美」が浮かび上がってくれば成功です。果たして、そうなっているでしょうか・・・。
また、巻末に「今年の大河ドラマは平清盛」との一文も入れました。変でしょう?パンジーと大河ドラマとどう関係があるのか。
映画などでは時代背景が重要です。これは画像で簡単に表現出来ますが、このような文章だけで無理な話です。そこで、キーワードとして入れてみました。キーワードから広がるその当時の世界があるんです。
10年、まあ30年後ぐらいまでは、「ああ、あの頃」だなと分かってもらえるでしょう。現時点では「二股」の方が良かったかも?(笑)
また、総体的に今迄連載を見ると、Part1.2は原作ものの脚色、Part3は落合けいこさんと言う強力な助っ人を得ての共同脚本、そしてPart4の今回からが本当のオリジナル脚本と言えるような気がします。
書いた文章が最終的な評価ですので、とにかく読んでご評価いただければと思います。
そして、今回の山野草マニアックスは連載以外に画像がこれまでにないくらいいっぱいです!
雪割草に始まって、セッコク、に輪草、ウチョウラン、フクジュソウ等々、今までに見たことのない花が紹介されています。
さて、Part5はコーソン系についてです。現在、,頭を悩ませ、汗を流して執筆中!ガンバリマス!!
*雨畑 硯さん、画像ありがとうございました。この場を借りてお礼を申し上げます。