年度が変わっても作業は相変わらず・・・(笑)。
何のブログネタもなく、種採りと整理を粛々と続けています。
さて、今日のハウスです。暖かい日が続いて苗の劣化が一段と進みました。
親株の立ち枯れも薬剤散布をしたので、以前ほど端束と倒れることはなくなりましたが、それでも幾分かは枯れていっています。
今年は立ち枯れの多発で気持ちが萎えましたが、気分転換を図って再度種採りと手入れに取り組むことができました。
確実に手入れをするたびに株の数は減っていきますので、今はそれがなんかうれしい(笑)。
元気な株もあるのですが、今から交配しても採種が5月になってしまいますので、そこはぐっと我慢。今年は早めの店じまいになりそうです(笑)。
一昨年から取り組んでいるフリージャ。育て方のコツが分かってきました。
取り播きと発芽後の肥培が出来れば、確実に一年で花が咲きますね!
発芽率がよくてきゅうきゅうのポットは鉢増しして肥培できれば、開花は多分可能。それが出来なかったので、今期はそれが課題です。
バラにも挑戦中!
トラブル続きで、まだまだまっとうな開花までに至りません。でも、何事も初めての時はこんなものです(笑)。
育苗、耐病性についても日々勉強。
同じ環境で育てていてもうどんこ病にかかりやすいものそうでないものがあります。
手前の交配苗はうどんこ病発症。
全くかかっていないものもあります。
薬剤散布は一切なし。これも選抜の一環ですので、枯れたら枯れたで仕方がありません。
現在のバラの育種の世界的な第一目標は耐病性。
その耐病性があると言われる品種を使うとやはり交配苗もその傾向があります。
交配に使える品種とそうでない品種の見極めも徐々に分かってきました。往年の名花と言われる品種でも、耐病性が低いと残念ながら使えません。
耐病性と言われるけれど、今一つピンときませんでしたが、交配をしてみるとその素晴らしさがよく分かりました。
バラの交配は素人なので、いろんなことが分かってくるのがとても面白いです(笑)。