さて、今日のハウスです。
次第に親株も片付いています。
空いたスペースは、今度はバラなどの他の苗が入ってきています。とにかく、アサガオまでには片づけなければなりません(笑)。
親株は、結実している分だけを残して、花や蕾、新芽を殆ど除去。株の残りの栄養をすべて種子へと集中させます。
花が残っているとどうしても未練が残ってしまいますからね(笑)。
この作業の繰り返し、熟したものを種採りして株は「また秋に逢おう!」と言ってさよならです。
相変わらず、急に倒れる株もあっていきなりお別れと言う株もあります。なんか、妙に世の中とリンクしているのが不思議です。
さてさて、ノイバラやモッコウバラなどすでに咲いているのですが、ようやく他の種類も咲いてきました!
ペンデュリナ
原種のバラです。改良されたバラもいいですが、原種の楚々とした風情に惹かれます。
ムタビリス
調べると1890年代にインド洋のレユニオン島(フランス)で発見されたとのこと。
咲き始めはアプリコットで次第に赤みが増して濃桃色になる一重咲きです。
何故かこの花に惹かれて育てるもうまくいかず枯らし、それでも好きなものですから、この株は3代目になります(笑)。
で、好きなものですから交配もしてみたい・・・と、その交配株が今年ようやく咲きました!
ムタビリス×トゲナシノイバラ
株の形状、雰囲気はノイバラそのものです。トゲナシノイバラは台木として利用されている系統になります。
果たして花は?
蕾はイエローを帯びて、咲き始めもイエローを帯びていますが、開くと一気に白になってしまいました。でも、蕾の色と形が可愛いです。
花もノイバラそのもので、微香があります。
チェンジングでピンクを帯びないかなと期待をしたのですが、その気配は全くありません(笑)。
人様から評価をいただけるような花ではありませんが、個人的はうっすらとイエローを帯びたノイバラという感じで大好きです。
バラの交配は素人、ようやくスタートラインの位置に辿りつけたかなというところでしょうか。
この組み合わせは、この株も含めて3株あります。
妹たちはどんな花でしょうか、とても楽しみです。