種の申し込みは、水曜日なるとピタッと止まりました。なんだか祭りが終わったような気持ちです(笑)。
最後の皆さん、締め切り日までどうしようかずーっと悩まれていたようす。
それでもその日が来てしまったので慌ててエイッと投函されたのでしょうね、封筒に切手の貼っていないものが1通ありました。
返信用の切手が入っていないものはこれまでにありましたが、封筒に切手が無いのは初めて。また、まさかが…(笑)。
通常は差し出した方に返す様ですが、配達を優先したので受け取った方が切手代を負担して下さいとの文章付きでした。
でも、ご安心ください。今回もあわてん坊さんへの切手を預かっていますので。
ね、こうして繋がっているんです!(笑)
今回、最終的な人数は310名を超えました。本当にたくさんの方の申し込みありがとうございました!
ありまさん、大牟田さんにも、申し込み数とすっからかんになったことをご報告。お二人共喜ばれていましたよ。
さて、種の配布にかかりっきりになっていましたが、天気も良く、気温も高かったのでアサガオの生育に勢いが出てきました!
数粒播いた分はそれぞれポット上げ、空き時間を見つけてほぼ終了しました。
双葉でもある程度は可能ですが、本葉も出れば交配の成否なども判別が出来る様になります。
双葉から楽しめるというのはこのようなこと(笑)。
黄葉
松島斑
黄葉に緑色の斑が混じったものです。
アサガオは葉も鑑賞の対象。葉色は「青(緑)」、「黄(黄緑)」、「松島」、黄葉よりも更に明るい「萌黄」の4つに分かれます。
そして、これに葉の変異が加わります。
桔梗渦
「渦」というのは葉の厚みが増す変異で、花弁も厚みを持ちます。その「渦」で、キキョウ咲きになるものが「桔梗渦」になります。
葉色が緑(青)で斑入り、桔梗渦なので、「青斑桔梗渦葉」と表記されます。
林風
まだ、特徴が顕著ではありませんが、葉柄の付け根が広がり、葉がゆがむ変異です。表記は「黄林風葉」となります。
小並
葉の大きさの変異で小型のもので、花も小型になります。蔓が細くなり茎も硬くなる変異の「姫」と連動しており、「姫葉」と書かれることもあります。「青斑小並葉」です。
乱菊葉
通常の葉が画像のように複数に分かれる変異です。花では「曜」が増える「多曜」の変異と連動しています。
柳葉
葉が細くなる変異で「青柳葉」、花も細くなります(采咲)。花は花粉は使えますが、種は実りません。
言わば変化アサガオの到達点、この「変化」を目指して育種選抜がなされて来たわけになります。
種が採れないのにどう維持されてきたのか?
それを説明するとややこしくなりますので、これはまた別に機会にご紹介します(笑)。
これらの葉の表記は「見立名」と呼ばれ、理解するのにやや時間がかかりますが、一旦理解すると葉の形状がすぐにイメージ出来ます。また、同様に花もこの見立てで表記されます。
抱え葉
葉の縁が内側に抱える変異です。また、この株は巻きつく性質を失い、重力方向へ垂れる変異の「枝垂れ」の変異も持っています。葉だけで言えば「青抱葉」です。
変化アサガオは、このように葉と花型が連動している場合もあります。ただ、花色までは分かりません。
アサガオは生育過程から本当に楽しめる植物です!皆さんも観察してみてください!!(笑)
センニチコウの帯化
処分品のコーナーにありました。あまり見たことないと思いますのでおまけにご紹介!(笑)