作品展が終わってもまだまだ片付け、撮影が終わりません(笑)。
ハウス脇の梅が咲き始めました。小学校の卒業記念に学校からもらったもので、来年には植えて50年目になります。
親不明の実生の桜が本格的に蕾を付け始めました。花色と下向きの咲き方からカンヒザクラの血を引いていることは分かります。
と、少しは他のことに目を向ける余裕は出来始めました(笑)。
さて、内野レン子さんは宮崎県串間市に在住。県の一番南端ですぐ隣は鹿児島県の志布志市です。
パンジーに特化しての育種はまた他の方とは違った世界。一部は販売もされていて「Reboon」がブランド名です。
花型としては、フリンジのちょっと手前ぐらいでしょうか、やわらかくて優しい花弁の揺れです。
レン子さんと言えば、一昨年のあの花が衝撃的でした!
ウンディーネ
クリアな青染み、フリル、そしてパンジーサイズと、「こんな花、見たことない!」と誰もが衝撃を受けた花です!
その再現に挑戦されている日々、今年も何とか繋がりました。
エメラルドウンディーネ
グリーニッシュに青染みの覆輪、フリンジ、パンジーサイズ。これも何とか繋がっています。
パンジーは一年草、ですので次代に繋がらなければどうしようもありません。その時だけ、一回きりというのは何度でもあります。
ウンディーネからセルフ(自家受粉)しても、こんな風に、もっと他の色幅にもばらけてしまいます。
これはこれで素敵なのですが、ウンディーネを見てしまったら、どうしてもそちらでしょう。
繋がらなければ、あきらめもつくのですが、わずかながらも繋がるのが厄介(笑)。
フリンジ、ブロッチ覆輪、ベインも同様で、完成形を見てしまったらそれから離れられないのです。
ただ、これら3つは経緯が長いのでどのようにすればいいのかのデーターもあります。
でも、このクリアな青染みは、そんなデーターはないんですね。自分で集めるかしかないので、これが大変なのです。
ただ、言えることは継続は力なり。代を重ねるしかない、これは間違いないのないことです。
大変な作業ですが、時にはボーナスも出ます!
シェルウンディーネ(仮名)
全く新しい花型の青染みが分離しました!これはこれで今後がとても楽しみです(笑)。
内野系ベイン
レン子さんのベインは優しいベインです(笑)。網目も強くするばかりではないということがよく分かります。
パンジーのさらなる可能性を探る。レン子さんの挑戦はまだまだ続きます!!
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