初夏の陽気から、一転して今日は肌寒い一日。
肌気を薄いものに衣替えしていたら、さすがに耐えられなくなって、早々にハウスから引き上げました(笑)。
初夏の陽気に一気に咲き進んで、手が回りません。そして、ずっとお籠り状態での種取り、交配に次第に気持ちが離れていきそうになります(笑)。
そんな時には気持ちをチェンジ!
別の作業をちょっとやって戻るとフレッシュな気持ちで取り組めるようになります。と、言うわけでここ最近はバラの移植を間に入れました。
私の種まき病は、発病するとイケイケどんどんになってしまいますので、結構な数になってしまっています。
バラはまだまだ始めたばかり。でも、ようやく自分で交配したものを親にする段階には進めました。
ムタノイは、ムタビリスとノイバラ(台木用のとげなし)の交配種。
そして、雨が多い宮崎では通常の品種同士の交配は育苗が難しいということも分かってきました。
なので、原種やオールドローズの強いものを使って交配を進めています。
早く発芽したものはすでに移植済み。これらはもう少し大きくなるまでポットで養生します。
ハマナスの発芽。
苗木を一本買えば済むこと、一本で十分なのですが、それを種まきから始めるというのが、この種まき病の厄介なところ(笑)。
北海道自生のハマナスで、紅花と白花。ネットオークションで購入したのですが、乾燥した果実が混じって入っていてどれがどっちか分からない。
そこで、果実ごとに種まきしました。すると、
赤軸タイプ
白軸タイプに見事に分離。間違いなくこちらが白花ですね!(笑)
で、興味深いのがこの白軸にわずかに混ざっている赤軸。これどんな花色になるんだろう?
こんなことがあるので、種まき病はだんだん重症化していきます(笑)。