天気は良好、若葉風が吹いて湿気がないのでなお結構。息も絶え絶え状態の株からもう最後も最後の種取りをやっています。
と、天気が良かったのではかどるかと思いきや、急きょ、地区の役員の方から実家の耕作放棄田の草払いをしてくれとの要望。
なんでも放棄して荒れた状態では補助金?が降りないので困るとのこと。
実家の地区でも灌水事業の圃場整備が進み、各田んぼに蛇口がついてひねれば水が出る状況になってはいますが、それに掛からない場所もある訳で・・・。
今時、川からポンプで水をくみ上げてまで稲作をする人なんていません。そんな使い勝手が悪いところから耕作されなくなり、借り手も居ず、売れもせず、荒れ果てていくという流れです。
もう、私も手が回りません。
施設園芸をやっている幼馴染もいますが、言うことは同じ。
一日がかりで、腰の丈のくらいの葦や雑草をなんとか刈り上げました。後は刈った草を燃やせば、トラクターで耕してもらえることになったので、その後は除草剤で抑えていくしかありません。
夕方、圃場を見れば湿気がないので種が爆ぜてる・・・。取れる分だけはなんとかとりましたが、何でこんなに忙しいのでしょう。
もう、手が回りませ~ん。ちょっとぼやかせてもらいました(笑)。
さて、気持ちを変えて交配の続きです黒潮ラッフル使った結果です。
黒潮ラッフルは、黒潮から分離したブロッチ覆輪でラッフル、リバーシブルの個体です。名称そのまんまですね(笑)。固定はしていません。
レッドラッフル×黒潮ラッフル
レッドラッフルは品種名不明の個体。上弁までにかすかながらベインが広がった個体と記憶しています。
おそらく、ファーメン社の一品種ではないかと思います。
で、結果はリバーシブルにはなっていますが、ブロッチ覆輪かどうかは微妙。
フリルが強い点は魅力ですが、果たしてブロッチ覆輪とのコラボがいいかどうかは微妙。ブロッチ覆輪がよく見えません。
やっぱり何でも合わせればいいってものじゃないし、組み合わせ方をよく考えなきゃいけないってことですね。
ローズラッフル×黒潮ラッフル
このローズラッフルも品種名不明。レッドラッフルよりは上弁のベインが鮮明だったように記憶しています。
おそらくこれもファーメン社の一品種でしょう。
色味は違いますが、上記交配とさほど違いはありませんね。

雅夢×黒潮ラッフル
雅夢はドリームワンダー×ペニーレッドブロッチの交配後代。上弁に広がるブロッチもありますが、未固定で色目も幅があるのでどの個体を使ったのか不明。
ブロッチはしっかりと伝わっています。
フラット×ラッフルの場合はフリルに強弱の幅が出ます。ですから、どれを選ぶかが重要になってきます。
この結果から、黒潮ラッフルのフリルはよく伝わりますし、ブロッチのよく伝わることがわかりました。
要はこれらをどう組み合わせていくかですね。
一年に一回だけの交配(修正)ですから、いろんなデーターをもとに交配組み合わせを考えていかねばなりません。