やっと、やっとのこと原稿を書き上げ、発送しました!ふう~っ!
だいぶ四苦八苦した今回でしたが、それなりにまとまっているとは思います。今回も多くの方にご協力いただきました。ありがとうございました。
来年2月発売の「園芸Collection Vol.4」に掲載の予定です。ご期待いただければありがたいです!
さて、先週の17日(木)に五ヶ瀬町のコウロギノブコさんのところへお邪魔しました。
実は群馬県のサトウ園芸の佐藤勲さんが、宮崎のパンジー・ビオラ状況の視察に来られて、そのお供で五ヶ瀬町まで足を延ばしたという訳です。
まあ、寒波のため、五ヶ瀬町はみぞれ混じりの雪が降って寒いこと、寒いこと。芯まで冷えるという経験を久しぶりに体験しました。
で、コウロギさんの圃場は地元ローカル局の取材中(MRT宮崎放送 「あるあるセブン」 来年放送予定)!県外から視察とのことで到着するなり、佐藤さんにいきなり取材。私も一緒にコウロギさんの凄さを語らせてもらいました(笑)。
さて、圃場の中はやはりすごい!昨年よりも進化した、そして新たに出現した花達でいっぱいでした!
今回は反転咲きに限ってご紹介!バリエーションが広がっています!!
‘モンロースカート’系
ご存じ、優雅なスカートのひるがえり!
‘プラズマ’
雲から放たれるフィラメント状の発光!
それ以外にもあるわ、あるわ・・・。
イエローピコティ-ラッフルタイプ。
極めて個性的!
ローズリップストレートタイプ。
色のバランスと花型のバランスが最高!花弁がストレートになるだけでがらりと雰囲気が違ってくる。まさしくデザインの世界ですね!
個人的にはこれが一番好みです!(笑)
ライトブルー&イエローウェーブタイプ。
オレンジイエローラッフルタイプ。
これは、オレンジの反転咲きが出現するかも・・・。
こちらはやや大柄の鳥顔(バードフェイス)タイプ。
いずれ反転咲きに進化するかもしれません。
これらの花達を見ると、まだまだ反転咲きは可能性を秘めているなとわくわくしてきます。
そして、この進化もいずれは出ると思っていた!でもこんなに早いとは!
な、なんと反転咲きのダブルです!
惜しむらくは、花弁が多くなると反転咲きがよく分からない(笑)。でも、これもコウロギさんだったらデザインを磨き上げていくでしょう。
イヤー、凄いとしか言いようがありません。とにかく凄い!
コウロギさん、体力の面もあって以降は苗生産はパンジー・ビオラだけにするそうです。
今回の原稿は「風姿花伝」をモチーフにしていますが、この中で世阿弥は「ある程度の年齢になったらこれまでから解き放たれて自由にやるのがよい」と言っています。
まさしくコウロギさん、そんな時分になられたのではないでしょうか?
これからどんな花が登場してくるのか、恐ろしい反面、胸がときめきます!(笑)