連日のブログUP。かなり久々の事やっちゃいます!(笑)
ネタがないときもありますが、リコリスが次々に咲いてきていますのでネタはいっぱい。それに、UPできる時にして置かなきゃ、またこの暑さで具合が悪くなるとできませんからね・・・。
さて、キツネノカミソリで難しいのがオオキツネノカミソリとの区別。これにいつも迷います。
この2種は極めて似ている。つまりは比べることが出来ないので漠然とする訳です。
それが現在、この2種が偶然にも開花しているんですよ!
比べてみれば違いは歴然!はっきりと違いが分かります。
キツネノカミソリ(高知県四万十市森沢産)
こちらは「キツネノカミソリ」。ほぼ間違えることはないですね。
花径は7㎝程度。球根が充実したのか、通常は1茎4輪程度なのですが、これは8輪もついています。
オオキツネノカミソリ(奈良市都祁吐山町産)
こちらはオオキツネノカミソリ。前回紹介したのとは別の個体。花径9cm程度でしべが花弁よりも突出するのが大きな特徴。
ここまで来れば、なんか違うことは見えてきます。
横に並べてみれば、なおさらその違いがはっきりとしてきますよ!
左:オオキツネノカミソリ、右:キツネノカミソリ
百聞は一見に如かずと言いますけれど、まさしくその通りですね!
花型、花の大きさ、しべの形状、雰囲気もまるで違います。また、加えて生育場所も違うようでキツネノカミソリは日当たりのよい場所(林の外)で、オオキツネノカミソリは半日陰の場所(林の中)だそうです。
生育場所の情報も踏まえれば判別の精度が上がりますね。
これまでおぼろげだった判別法ですが、これを見て何かつかんだような気がしますよ。これからは大丈夫かも(笑)。
しかし、中間タイプもあるので油断はできません。これも比較できれば・・・。
さて、そのキツネノカミソリの交配種も咲いています。
ジュリエット
交配親は不明ですが花色花型を見ると、キツネノカミソリとジャクソニアナ系の交配のようです。