いやー暑い!日差しが強い!
先日はどうしても除草剤では対応できない部分があって圃場の草むしり。炎天下なので半日でやりあげようと、水分補給、こまめに休憩も取りながら済ませました。
と、午後からは休んでいたのですが、疲労感は増すばかり・・・。何とか熱中症には至らなかったようで、ようやく本調子に戻ってブログの更新をしております。
この炎天下での作業は命がけですね。今回は身に染みてわかりました(笑)。
さて、この暑さの中ですが、ツバキが咲いております!
カメリア・チャンギィ(アザレア椿)
中国の広東省原産のツバキです。最大の特徴はこの時期(7月ごろから)に咲くということ!
夏で椿だと“夏椿”がすぐに思い浮かびますが、これは同じツバキ科でもナツツバキ属の植物。
ですが、このチャンギィは通常のツバキと同じ仲間です。
数年前にカタログで「四季咲きのツバキ」として話題性を持って紹介されていたのですが、かなり高額。
また、ツバキは秋~春に咲くもののとのイメージがあまりにも強いので当時はスルーしまいた。
それがホームセンターでかなり安くなって販売されていたので入手してみた訳です。観察すると驚くことばかり。
葉っぱには鋸歯がなくツルン。ツバキ科で言えば、ゴルドニア、モッコクみたいな感じです。
花はまさしくツバキそのもの!赤一重筒しべ。
夕方になると閉じて朝になるとまた開くというハスみたいな動きを繰り返して完全開花に至ります。通常のツバキにはない性質で、びっくりです!!
完全開花。花色は若干薄くなります。
画像を検索してみると花型に若干の違いがありますので、数タイプが流通しているみたいですね。
また、すでに普通のツバキとの間に交雑種も出来ているとのこと。貴重な遺伝子をどう使うか。ここが興味深いところです。
ツバキというとどうしても秋~春のイメージが強い。夏咲き、四季咲きのツバキって求められているのでしょうか?
そのイメージを覆すようなものが出てくればいいですが、ひとまずは普通のツバキとは別物と考えた方がいいかもしれません。そう、別物!
「アザレアツバキ」との名称がついていますが、個人的にはアメリカフヨウに花色や花型が似ていると思います。
「ベニフヨウツバキ」、「ハイビスカスツバキ」。こっちの方がよくありません?開花時期も合っていますし・・・。(笑)