6月も今日で終わり、今年も半分が過ぎました。早いもんですね~。
予報では、今日からしばらくは曇り晴れだったのですが、朝から雨。梅雨明けも早まるじゃないかと言われていますが、どうなんでしょうか?
だって、平年は7月14日。2週間も早いですから・・・。
ジメジメ、べとべともつらいけど、ジリジリ、カンカンもつらい。どっちにしてもつらい日々がやってきますね!絶え忍ばねば・・・。(笑)
さて、昨年からハマっているグラジオラス。今年も咲き始めました!
ノリ
ナーブルズラッフル
フリンジ咲きの新品種とのこと。
ベルベットアイズ
グラジオラス特有のブルー。美しい!
アメジストレイ
画像だと判別が難しいですが、こちらの方が花弁がすっきりとしています。
グリーンスター
ライトグリーン。上記品種のブルー共々こんな色がパンジー・ビオラでも出せたらと思います。
モーニングゴールド
昔、祖父母の家にいっぱい生えていたグラジオラスはこんな色目。この花を見ると幼かったころの風景が甦ってきます。
祝杯
日本を代表するグラジオラスの育種家 川畑寅三郎さんの育成品種。
グラジオラスは横咲きですが、これは天咲き(上向き咲き)に改良されたもの。
咲き方を変える、これは大変難しいことです。
最近で言えば、シクラメン。本来は下向きの花が上向きになった‘アンジュ’の登場に皆さん驚いたと思いますが、それに並ぶぐらいのこと。
でも、グラジオラスじゃ皆さん気付かないですよね、きっと。
身近にありふれた植物ですけれど、よく観察してみるといろんなことが見えてきます。
多彩な花色があるけれど、どうも絞り咲きはないみたい。また、八重咲きもないみたい・・・。
ある意味、グラジオラスの花型は完璧。
グラジオラスも改良の歴史は古い。と、言うことはその改良の中でふるい落とされてきた形質がいっぱいあるということです。
営利栽培がメインの園芸植物ですが、個人趣味の世界も作れるんじゃないか・・・。
グラジオラスの可能性が見えました!(笑)
梅雨の晴れ間撮りの畑のグラジオラス。
頂いた球根なので品種名は不明です。何気に眺めていたら・・・、
この白花の並びに、こ、こんな花が!
また、
この花の並びにも、こ、こんな花が!
すわ、突然変異かっ!!
ドキドキしましたが、よく観察してみると違いました。
これ、薬害です。
球根が芽だしの頃、気を付けていたのですが、何株かは除草剤が掛かってしまったのでした。
濃度も薄く、またかかった量もわずかだったので枯れもせず生育したものの、しっかりと蕾にはダメージを受けていたという訳です。
リコリスでは除草剤による開花薬害が報告されていますが、グラジオラスもこうなるとは・・・。驚きであり、発見でありました。
でも、薬害でもこの花型、特に男性はそそられません?(笑)
薬害でなくて、この花型が出来たら・・・。
薬害からもグラジオラスの可能性が見えました!(笑)