9月でございます!
朝夕はめっきりと秋めいた来た宮崎。そして、私の例年の行事となっておりますのが種まきです!
本日、種まきの準備を始めました!
まずはシルバーの寒冷紗張り。
ブラックだと暗くなりすぎるので、シルバーのものを使っています。安いものを繋げて使っているのですが、一部は寿命が来て取り換えでした。
綺麗に洗った再利用のセルトレイは太陽消毒。
そのトレイに手作業で種まき用土を詰めていきます。
今回は昨年とは違えて、資材担当者さんのお薦めでサカタさんのセル用の種播き用土となりました。相性が良いといいんですけど・・・。(笑)
288穴のセルトレイ10個。これだけです。
一人で管理できる数がようやくわかってきました!(笑)
イネの育苗箱にポリ袋を敷いて、発芽までは腰水が保てるようにします。
これでやっと準備完了です!日中はまだ暑いのでハアハア言いながらの作業でした。(笑)
2トレイづつ自宅に持ち帰って播種を行い、来週で種まきを終える予定になっています。
いよいよ、パンジー・ビオラの季節のスタートです!
今回も精いっぺ交配したかい、楽しみにしちょってくんないよ~!です。(笑)
さて、いきなり話しは変わりますが、先日の新聞にハインリッヒの法則というのが紹介されていました。
これは労災における経験則の1種です。
つまりは重大な事故が1件起こったとすると、その背景には軽微な事故が29件、そしてヒヤリとするような状況が300件は存在するというものです。
今回、「とあるところからビオラの苗を買って酷い目に遭った」と言うことが表ざたになりました。
そして、表ざたになったことで更に4名の方から同様な思いをしたとのコメントやメッセージをいただいた訳です。
この事例をこの法則に当てはめてみると、かなりの数の方々、つまりは業者さん、園芸店さん、そしてユーザーの方々がこれまでに酷い目や不快な目に遭っていたのではないかと推測した次第。
で、大元が非難されるのは当然としてもその周辺部にも影響を及ぼしている、つまりは関わっている(関わられされる)だけでも評価やイメージのダウンを招いていたのには驚きでした。
そして、一番ショックだったのは、「この1件があってから何年もビオラの苗を買っていない」との言葉でした。「花に罪はないと分かっているのだけど買う気になれない」とのこと。
また、この方のお友達も酷い目にあったお一人で「○○(特定の地名)を見聞きするだけで、(腹立たしさ)で心臓がドキドキする」とのことでした。ここまでになるというのは余程のことです。
一体、何のために花を作る(生産)っていらっしゃるのでしょうか?
その方とやり取りをさせていただいて、今年はビオラを買ってみようかなと言ってくださったこと、とても嬉しかったです。
どうぞ、こちら側へいらっしゃって下さい!
こちら側はユーザーさんへ、喜びやワクワクを届けようと丹精込めて花を作っていらっしゃる方ばかりです。
ずいぶんとひどい目に遭われましたが、それを癒してくれるのもパンジー・ビオラだと思います。
皆さんに癒しや喜びやワクワクを!
その思いを胸に抱いて、今年の種まきの開始します!!