昨日の朝の地震、大きく揺れたところからも種子配布への申し込みがあって心配しています。
皆さん、大丈夫でしたでしょうか?被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。
また、それに加えて大雨の予報、これ以上の災害が起きない様に祈るばかりです!
宮崎も今週は連日雨の予報。時折、雨脚が激しくなって間違いなく梅雨本番になってきたようです。
さて、前回からの続き。伊勢系と長井古種の交配はこうなりました。
麦秋×長井白
花色は白~青紫~紫に分離、全て3英。やや細弁ながらも花弁の張りだし(花弁が巻いて尖ったような感じ)があります。
花型は2系統の中間みたいな感じなっています。
また、草丈も伊勢系はやや低め、長井古種はシュッとして高いのでこちらもその中間ぐらいです。
では、この中間タイプは何系なのか?というと、伊勢系になります。
考え方はシンプルで、植物の場合は母株(母系)が重要。
この場合は伊勢系が母株なので、その伊勢系に長井古種の血(遺伝子)を取り入れたという考え方をして、ベースは伊勢系ということになります(ですので、母株が長井古種であれば、それは長井系)。
そして、伊勢系の特徴として「基本3英」、「花弁がちりめん状」、「花弁が垂れる」などがあります。
ですから、これを踏まえて長井古種の血を入れた意味を探って、形として実現していくというのが、これからの作業になると思います。新しい伊勢系のスタイルを見つけるってことでしょうか。
完成予想形ってあるの?
はい、ございません!花を見て探り探りでございます!いつもこんな感じでやっております。(笑)