今日は立冬。ですが、とても暖かく宮崎らしい天気でした。久しく雨が無いので、そろそろ雨がほしいです。
さて、天候、気温にも恵まれパンジー・ビオラの生育は順調!
だいぶ大きくなりました。
おやっ、緑の中に色が・・・、
ビオラの花が咲いてきました!!9月5日播きですので、2カ月での開花になります。
フロステッドモーン
と、品種名にありますが、これが正解なのか分かりません。
実はこれ12年前(2006年)に採種したもの。
冷蔵庫の中の整理(処分)を兼ねて、気になるものを播いてみたのでした。
で、思っていたのと違うので、ネットで検索するも違う花が出てきます。正直、分かりません。情報をお持ちの方は是非一報を!
春のうた
初期のオリジナル品種です。これも冷蔵庫の奥から出てきました。
ビオラ・トリカラーの自然交雑種と考えられるもので、当時はこのような花色のものはありませんでした。手前みそですが、今見てもいい色ですね!(笑)
平成も終わりなので、もう一回初心に帰ってここから始めようと思います。
後、小さな蕾が見えている株もあるのでこれからの開花が楽しみです!
さて、今日は他の作業を後回しにして親株のラベル付け。
系統番号にすれば管理も楽なのですが、そうすると交配の時にどういう流れでここにきているのを再度リストと確認しなければなりません。
これが面倒なのでラベルに交配組み合わせを書いています。長いものはとても長い(笑)。ですから、到底一日では終わらないのです。
さて、そんな中、やっぱり目立つのがコーソン系です。ただ、純粋な系統はもうほとんど残っていません。でも、きちんとその血を引くものがKim農園さんの中にあります。
純系に近いものと市販品種の交配。
この個体は純系に近いもの。
この個体は純系ではないですが、コーソン系の雰囲気をよく伝えています。
実物を見て頂くと分かるのですが、コーソン系の血を引くものは雰囲気が上品。香りがいいものが多いです。その香りもニオイスミレに似ています。
貴重な系統なので残して、引き継いでいこうと思います。