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フリンジは究極の美!

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昨日は震えるほど寒かったかと思うと今日は4月頃の気温で汗ばみました。

 

こう気温差があると、花も人ももうバテ気味です(笑)。

 

雨が降ると種の爆ぜはそうもないですが、晴れて乾燥すると一気に進みますので採種の見極めが大変!今日は晴れていたので種採りいっぱいで交配はわずかしかできませんでした。

 

熟すまでの期間を考慮すると3月いっぱいが交配出来る時期となります。今年は思ったほど進んでおらず、あとわずかの時間でジャンジャン交配を進めなければなりません(笑)。

 

さて、展示会はとっくに終了したのですが、ご紹介していないものもありました。

 

それはここ数年大人気のサトウ園芸さんのフリンジです!

ローブ・ドゥ・アントワネット

 

フリンジ咲きの傑作です!作品展と言うことで親株クラスのものを出してくださいました!

 

パンジーは園芸植物。フリンジは人工物としての形の到達点になります。

 

この花型の凄さは、5枚の花弁でほぼ球形のこの立体感を出しているところです。

ドラキュラ

 

こちらもフリンジ。アントワネットが女性的な色合いならば、こちらは男性的な色合いです。

 

どちらも流通量が少なくて「実物を初めて見た。凄い!」とおっしゃる方も多かった。

 

でも、やはり人工物。このこの形はきちんと親株を選んで交配しなければ維持はできません。人の手があっての花型になります。

エッグタルト

 

ありそうでなかったイエロー地にホワイトの覆輪。明るい色目でこちらも人気でした!

 

そして、サトウ園芸さんで忘れてはならないのが、

ヌーベルバーグです!

江原伸さんの「ビオラの美は多様性」のコンセプトを受け継いで、ヌーベルバーグも実に様々な色があります。

 

橋本景子さんがFBで紹介されています。

https://www.facebook.com/kay.hashimoto

 

1980年代の市販品種のパンジー・ビオラの交配で誕生した系統は、以降一切他の血を入れずに維持されている貴重なものです。

 

それだけもここまでの変異を導き出せる。これは如何にパンジー・ビオラの遺伝が複雑で豊富と言うことの証でしょう。

なんと、切れ弁も!

 

初お目見え?聞けば、「以前から出ていた」とのことです。本当に遺伝子が豊富!

 

さて、これらの花。まだまだフローランテ宮崎で展示しています。

 

苗の状態もまだよく、また好評とのことで1週間延長して、3月15日(日)までの展示となりました。最終日には展示苗の販売もあるようです。

 

パンジー・ビオラはこれからがパフォーマンスを発揮!

 

屋外ですので感染のリスクは低いですよ!彼女たちの姿を見に、ご来場くださいませ!


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