ゴールデンウィークも最終日。今年はどんなウィークでしたか?
九州は前半に関東以北は後半が大荒れの天気でした。東北は被害等も多く出て大変だったと思います。
最近はなんか極端な天候の傾向ですね。
さて、最終日今日の圃場の様子です。こんな状態になっています。
彼らとしばしお別れの時が迫ってまいりました・・・。
連休前はまだまだ花が咲いていました。
ところが、連休開始の大雨で湿度じとじとでカビが一気に勢いづいていた状態に、後半は一転真夏の気温と日差し。それで、急激に衰弱が進みました。
なんと昨日は宮崎の高鍋町が32度超え、日本で一番暑かったのですから!もう真夏ですよ!!
株たちは「もはやこれまで!」と、一気に子孫を残すモードに突入しています。
最近はご自分で種採りをする方も増えて、「どの時期に採ったらいいか」と良くご質問を受けます。
種苗会社は株の充実した状態で採るとのこと。
反面、松永先生は過酷な状況の時がよいみたいなことを言われる。
これは植物の持つ“生”であったり、“気”を信じてのことだと思います。
自分たちの“生”のエネルギー、“命”を種子に送りこんでいる。この姿を見る度に胸が熱くなります。
だったら採種の時期は?
おそらくどちらも正解なのです。命の繋がりには時期は関係ないと思います。
私の場合は数輪開花がしたころから採種を始めます。何せ数がありますので前倒しでやっていかないと進まないからです。
今回も仕事と重なってだいぶはぜさせてしまいました。暑くなると一気に成熟も早まり、はぜるのも早くなります。ほんの数分の勝負になるんですよ、これが!
そんなことなので、天気がいいと慌てるんですけれど、変わりに採種した分にはカビが生えません。
悪いこともあればいいこともある。そんなもんです。ネガティブに考えずにポジティブに考えましょう!
さて、悔いなくお別れできるように後もう少し頑張ります!!
今年の種子配布についてはこちら⇒http://ameblo.jp/pansy-tane/entry-11233016809.html
*締め切り間近で~す。
*交配種子、系統種子の申し込みの方は、希望する特徴(花色、花型、花の大きさ等)がありましたらお知らせください。きるだけそれにで近いものをセレクトいたしますので。