嵐の前の静けさ、実家の地区ではつばめたちが日光浴をしていました!
実は、越冬つばめ。この集団は冬場も南に帰らず、この場所でずっと生活をしています。田舎なので餌には不自由しないのでしょうね。
例年だと、この時期はリコリスネタのブログですが、今年はアサガオに手を取られてなかなかそちらにエネルギーを回せず・・・(笑)。
しかし、9月になってアサガオも一段落。久々に雑草だらけの圃場を回ってみると新花が咲き始めていました!
(アンナ×ラティフォリア)R1-1
これは昨年初花の個体。薄ピンクにホワイトピコティ、やや大輪フリル。
(アンナ×ラティフォリア)R2-1
上記の姉妹株。今年初花です。こちらはサーモンピンク、見比べると姉妹だなってわかります。
(プミラ×ラティフォリア)R2-1
サーモンピンクの細弁で、プミラの雰囲気があります。
この組み合わせは、アルビフロラによく似たものが出ます。
わずかに花弁に紅筋があり、これが以降も継続するかを確認していきたいと思います。
播種日は、2013.10.20ですので、開花までに7年かかったことになります。
(プミラ×ラティフォリア)R2-1
クリームイエロー、しべ長。
同じ交配組み合わせですが、別播きしていることから母親が上記とは別個体です。もしかすると父親も別個体かもしれません。表記だけ見ると姉妹株に見えますが、花はかなり違った雰囲気です。
ただ、こちらも何故か微かに紅筋が・・・。これも要観察ですね!(笑)
プミラもラティフォリアも若干の個体差がありますので、組合せ次第ではかなり違った感じのものが出ることがわかります。
(ヤンクミ×ラティフォリア)R2-1
ライトサーモン中筋。非常に個性的な花だと思います。
播種日は、2015.11.1日。こちらは5年での開花でした。
(ラティフォリア×中国スプレンゲリーNO.148濃色)R2-1
ブルー帯び淡ピンク。大柄の花です。
播種日は、2013.10.3日ですので、こちらは7年かかっています。
以上は、ラティフォリア(中国産オーレア)の交配種。この原種を使うと大柄で、きりっとした花型になる傾向があります。
イエローはレッドやローズを打ち消してしまって、ホワイト、クリームなどになる傾向がありますが、組み合わせ次第では複雑な中間色も出すことは可能です。
現在はいろんな品種があるので、組み合わせるとより複雑な色が出せると思います。
(中国スプレンゲリーNO.14×スペラード)R2-1
淡ピンク中筋。微香があります。画像がうまく撮れなくてピンボケの一枚しかありません。
播種日は、2013.10.13日。こちらも7年。結構かかっていますね。
播いた種が生える。そして花を咲かせる。
7年前、5年前はまさか世界がこんな状況になっているとは想像も出来なかったでしょう。
先のことは分かりません。それでも何かを信じて播き続ける。その繰り返しです(笑)。