ようやくハウス片付きました!と、言っても作品展から帰ってきた分だけですけど…(笑)。
一気に開花も増えました!外は寒くてもハウスの中は春、ビニール一枚でこんなにも違うものかと思います。
種取りの準備も万端!今年は寒かったせいか、最初の方の種の乗りが悪かったです。ですので、本格的な採種はこれから。それを考えるとちょっと憂鬱になりますが…(笑)。
暖かくなる前の作業は目白押しです。本日は、草刈りをしてちょっと草むしり、それで午前中は終了。
午後は、採種と交配でずっとハウスにお籠りです。だ~れとも会話なし、感染対策はばっちりですね(笑)。
さて、今年の種まき結果をちょっとだけご紹介!
小春
暖かいピンクの小輪、色に濁りがありません。久々に種まきしましたが、何とか繋がっています(笑)。ピンクの品種は、わずかにローズが分離するものが多いです。小春も同様に分離して、ローズ色は‘紅小春’になります。
古日々
2012年の種。昔ベインを追っていた頃の品種。結構いい網目の個体が出ました。でも、今のベインの品種を見るとデザイン的に古い印象がありますね。
以下、2006年採種の種から芽生えたもの。
(ユニコーン×ブルームーン)系(st)
ユニコーンは、見元さんのかつての未発表の系統、ブルームーンもすでに廃盤になっている品種になります。最近のバニーはだいぶ磨かれていますが、まだワイルド感の残った花。個人的には大好きですね!
(パンジー・クリーンブルー×ブルームーン)系
ブルービーコンの這性。
(フィオリナ・アクアマリン×FPパープル)系
フィオリナ・アクアマリンもすでになし…。チェンジングカラーの丸弁這性。
(ラビオ・ホワイト×さくらぼかし)系
ラビオ・ホワイトもすでになし。イエロービーコンのHF、這性。この這性が、個人的には大好物です(笑)。
O-st NO.186 さくらぼかし
落合さんの初期の系統。もっと淡いラベンダーを選抜したのですが、濃いめのものが育ちました。コーソンの血を引いています。
メルP
ビオラ・デクリナタの‘メルトンサファイア’×ピンク&ホワイトの交配後代。今となっては、原種のデクリナタの血を引く唯一の系統になってしまいました。何とか維持できている状態です。
[まろまろマロン×(平成マロン×UT-PR)]系
若干反転傾向のあるラッフル、いろんな色の分離するのもが面白いです。どれもいい感じなので拾い上げました。当然、ここから選抜していけばその色でまとまってきます。
ゴッホタッチ交配系統
ゴッホタッチはKim農園さんの未発表の品種になります。一番上の画像のように、細かな絞りが特徴。維持をしながらも進化も進めています。いつの日にかお目見えすることもあるでしょう(笑)
とにかく、これからは忙しい日々が続きます。
さてさて、業務連絡!
西都市のH様、メールを頂いたのですが、返信が何故かはじかれて戻ってきます。再度、ご連絡いただくとありがたいです。よろしくお願いします!