曇りの予報が週末は晴れ!一気に夏がやってきたようでした。
でも、本日は曇り、今週も曇りと雨の週間予報です・・・。梅雨明けはまだまだのようですね。
‘照手水密’
実家の桃が色付き始めました。これはしだれで八重咲きで実も楽しめるという三拍子そろった桃です。季節は確実に移り変わっていますね。
さて、宿根ビオラの流れでコルヌータアルバの話題。
宮城の地ではコルヌータ・コルネットがようやく咲き始めたとのこと!
Mottaさんのブログ⇒http://ameblo.jp/kleingartenmotta/entry-11885686224.html
コルヌータアルバとコルヌータアルバ・コルネット、正直対比して栽培したことが無いのでこの2つの違いがよく分かりません(悩)。花はとてももよく似ています。
‘コルヌータアルバ’
花は4月21の画像。
で、それが今宮崎ではどうなっているかというと・・・、
6月30日の状況。
お見せできる状態ではありません(笑)。息も絶え絶え?のようですが、暑さに強いと言われているコルシカはすでに枯れてしまいましたので、こちらのほうが丈夫のようです。ただ、夏越し出来るかどうかは微妙です。
この株は一昨年、鹿児島溝辺の片山さんが、咲かせて採種できたものから育苗されたものです。
まずは鹿児島の地でも採種できた、これが凄い!
何度もコルヌータアルバは育てたことがあるのですが、開花はするものの暑さに向かう状況でどうやっても採種出来なかったのです。
それが採種できた。そして、その種から育苗されたものも花を咲かせて継続して採種することが出来た。
つまり、鹿児島、宮崎でも育種に利用できる可能性のコルヌータの系統が出現したと言うことになります!
これって、本当にすごいことです!だって、これまで無かったんですから!片山さん凄いものを見つけ出されました。
種子親、花粉親、わずかですが交配して採種することができました!!
20年以上、育種やっていますが、本格的にコルヌータで採種できたのは初めて!
これでコルヌータの血をオリジナル系に導入することができます。
さあ、コルヌータの遺伝子はどのようなものを秘めているのでしょうか?そして、どのように日本のビオラの進化に関わってくるのでしょうか?
これからがとても楽しみです!!