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スイセンの交配実生

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再びの寒さの襲来。花冷えですね。


さすがに宮崎市では氷点下まではいきませんが、コウロギノブコさんの五ヶ瀬町では氷点下まで下がったそうです。


先日の高温多湿に比べれば人は寒いですが、パンジー・ビオラのにとってはこれいくらいが一番。せめて採種の段取りが付くまで涼しくあってほしい・・・。それが一番の希望ですよ(笑)。


さて、パンジー・ビオラの手入れだけでも大変なのにその合間を縫って数年前からスイセンも交配を行っていました。


その交配実生がわずかですが、遂に咲き始めました!!

ラスベガス×オレンジペタル
ラスベガス×オレンジペタル

ラスベガス×オレンジペタル


「ラスベガス」は品種名ですが、「オレンジペタル」はたぶんラベル落ちで品種不明。


とにかくスイセンに関しては素人ですから、正式はまったく狙う気はなくその時の思い付きで・・・。とにかく、今ある分類の枠を超えて同士の交配を試みることだけは決めています。


不謹慎ですが、ぐっちゃぐっちゃにしてみたい(笑)。


今のところ結果は、まあ普通の花って言えばその通りですね。でも種から咲いた花は嬉しいもんです!これを使ってまたスタートです!

パルマレス×ピンクチャーム
パルマレス×ピンクチャーム
パルマレス×ピンクチャーム

パルマレス×ピンクチャーム


蕾が開いた時に「うわー、やった!」と思わず声を出してしまいました!


スイセン協会の方々にしてみれば、こんな駄花に何言ってんだと怒られるかもしれません(笑)。


でも、こんな感じがほしかったんですよ!


スイセンの花型で一番好きなのはスプリットコロナ。何故か、この花型に惹かれます。きっと「整形」ではないからですね。


思えば、パンジー・ビオラでもそう。でなきゃ、八重咲きの発生由来なんて見つけることはなかったし、切れ弁咲きも拾い上げることはなかったでしょう。


スイセンも外国から入ってきた花。当然、その美の基準も一緒にです。


これまで美の基準と共に多くの植物が外国から導入されましたが、最近それらの多くが日本の美の基準での育種が進んでいます。


「歪み」、「乱れ」、「狂い」。もうそろそろスイセンもこっちへシフトしてもいいんじゃないでしょうか?


スイセンは賞を狙う訳でもなく、個人的な範囲で楽しみたいと思います。


「新しいものはカオス(混沌)から生まれる」


どなたかの言葉ですが、この言葉が頭の中でリフレインしています。


ひとまずは皆さんのご迷惑にならない範囲で、スイセンをカオスしてみたいです。新しいものが生まれることを期待して!


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