福岡県、大分県の集中豪雨の被害に遭われた方々へ、心よりお見舞い申し上げます。
梅雨の末期の大雨とよく聞きますが、山が崩れるほど雨が降るとは、ただ唖然とします。
日々の平安な暮らしが一変してしまった方々のお気持ちは如何ばかりか・・・。
それら皆さんのこれからに少しでも応援できればと考えています。
さて、私の方は種子の配布終了後、今度は生産者さん、他へ向けての種の整理を連日行っておりました。
数が少なければ早いのですが、今回は系統数もかなりの数が採れましたので、その中から選びだすのにかなりの時間が掛かってしまっています。
それでもようやく目途が立ってきました。やっと一息付けそうです(笑)。
そんな最中にも花は咲いてきます。いろいろあっても季節は進んでいくものです。
‘セカンドウェーヴ’
かなり遅咲きのハナショウブです。通常の品種が終わった頃に咲き始めます。
花としては際立った特徴がある訳ではありませんが、実はこの品種は二季咲きとのこと。秋にも咲くということでこの品種名です。
今年初めての開花。まだ株も小さいので秋に咲くかは微妙ですが、観察してみたいと思います。
でも、秋咲きのハナショウブってどうなんでしょう?
季節感と結びついてる花ですからね・・・。
カメリア・チャンギィ
夏咲きのツバキで、アザレア椿とも呼ばれます。
緑の葉っぱの中に咲く赤色は目を引きますが、これも季節感から言うとどうなんでしょう?
綺麗な花ですし、開花期の遺伝子面から言うと凄く貴重ですが・・・。(笑)
で、いよいよこの花の季節が!
オオキツネノカミソリ(奈良市都祁吐山町産)
今年はこの種類が一番乗りでした。昨年の開花は8月1日頃になっていますので1か月ぐらい今年は早いですね!
早速、花粉採種と交配を行いました!
いろいろあっても季節は移っていく・・・、そんなことをしみじみと感じる歳になりました(笑)。