日中は連日の暑さ、それでも朝夕は若干の涼しさを感じ始めた宮崎です。
ツクツクボウシの声も聞きました。季節はやっぱり進んでいるんですね。
さて、この暑さにもめげず咲いているのが、タイタンビカスです!
バルカン
タイタンビカスの中では唯一花弁にフリルのある品種。個人的にはもっと揺れる方向で改良を進めていただけると嬉しいですね!
ネオン
花色(花弁)にてかり(光沢)があるので、この名前です。
とにかく性質は丈夫!アメリカフヨウとモミジアオイとの交雑種のこの品種は、アオイ科の天敵のハマキムシもつきにくいです。
さて、畑には他のタイタンビカスと白花モミジアオイを植えているのですが、今年そこから採種した白花モミジアオイの種を播いたら交雑しているものが現れました!
花粉親はどのタイタンビカスか分かりませんが、白×赤(ローズ)の組み合わせはピンクになると思いきや、濃淡のローズになっているのが興味深いですね!
花弁の幅にも若干の変異がありますが、見比べないと違いがよく分かりません。
一日花なので、こうして画像で比べるのがいいですね。と、よく分かります!
葉っぱは白花モミジアオイが母親なのでほとんどがモミジアオイそのもの。と、言うことはハマキムシもつきにくいですね、きっと。
白花モミジアオイは葉っぱも茎も青軸ですが、交雑したものは茎や葉柄に赤みを帯びているので、小苗の段階から判別できます。
それに早咲き!
種まきは3月下旬ごろにしたのですが、交雑していない白花モミジアオイそのもは小さな蕾は見えていますがまだ見開花。
それに比べると交雑種はすでに開花しています。1~2週間ぐらい早いようです。
おおっ、モミジアオイっぽいものが一株!
これと白花モミジアオイを交配すれば、もっと色の淡いモミジアオイができるかも・・・。
モミジアオイ、俄然面白くなってきました!(笑)