3月も終わり、年度も終わり、新しい年度が始まりますね。毎回のように時間が過ぎるのが早いです(笑)。
さて、改良園さんの会報誌「園芸世界」の4月号が届きました!現在は隔月です。
もう20年超の会員です!
特集あり、連載あり、毎回非常に興味深い内容ばかりです。
その中で「花ひと模様」の連載を持たれているアナウンサーの高田薫さん。今回のテーマはパンジー・ビオラについてでした。
内容の一部は見元一夫さんのご紹介なのですが、その育種の始まりについて私の名前も書かれていてびっくり!
20年も前、私の元を訪ねたことを高田さんに話してくださったようです。ありがたいことです!
それもこの「園芸世界」に載せていただいた当時勤めていた施設の紹介記事がきっかけですから、不思議なものですね。
思えばこれが日本のパンジー・ビオラのターニングポイントの一つ。
見元さんは5年以上の苦労経てオリジナル品種を育成。当時はまだ走りのインターネットでホームページを立ち上げ、その後サカタのタネさんのカタログでも紹介されました。
これらのことで個人育種のパンジー・ビオラが多くの方に知られるようになったのです。
そして、花を作りだす“育種家”の存在も知られるようになりました。
今でこそいろんな花に育種家の名前がありますが、その流れを作ったのはやはり見元さんだと考えます。
そして、この延長に多くの方の参画があり、現在があるのです。
20年前のことが今に繋がっている。未来に繋がるように今を頑張らねばいけませんね!