晴れれば一気に初夏の宮崎です。
親株の整理もようやく終わりました。ここまでが大変。後は順場に添って採種していくだけです。
暖かくなればばなるほど、結実の時間が早くなりますので、終りのコーナーを採ったら最初の方がまた実っている状況。この繰り返しが株が枯れるまでエンドレスで続きます(大汗)。
でも、さすがに寄る年波に勝てず?系統保存分が確保できたら株を処分できるようになってきました。
処分と言っても捨てるわけではなく畑に植えなおすだけなんですが・・・。で、ここで実るでしょう、それをもまた採るんですから懲りないと言うかなんというか。
で、これが配布分の混合種子となります。とにかくいろんな系統が混ざりますのでお楽しみに!
そんな忙しい時期にもかかわらず、新しい植物を見るといじってみたくなるのが性分。
チャレンジャーの石川園芸さんhttp://lotusengei.blog71.fc2.com/blog-entry-202.html が南アフリカからゼラニュームの原種を導入したと聞いて分けて頂きました。
ところが、ゼラニュームに関して専門外。こんな時こそブログの活用です!
世の中には何事にも専門家がいらっしゃるはず。ゼラニュームの専門の方、これらの原種の名前と園芸品種との親和性などをご教示いただけないでしょうか。
分けていだたいた原種は4種です。
まずはこの原種です。
一見するとアイビーゼラニュームです。株もとから良く分枝し横に広がっています。葉は小さめで光沢があります。
一番特徴的なのは花の色で画像では分かりにくいですが、薄い黄色をしています。
黄色のゼラニュームの花なんて初めて見ました。
次はこの株。
うっかりと水かれをさせてしまって葉っぱが黄色くなってしまいましたが、上記の原種と比べると葉っぱに光沢がありません。アイビーゼラよりも普通のゼラニュームの葉に似ています。
これも株もとから分枝し、横に広がっています。花の色は分かりません。
ハーブゼラとして流通しているタイプに似ていますが、茎や葉を触るとややべたべたするものの香りはありません。葉っぱの切れ込みは激しく、立性です。蕾はまだありません。
そして、今回一番びっくりしたのがこの原種です。
花が咲いてなければ人参と間違えてしまう、そんな切れ込みの細い葉っぱ!!これも初めて見ました。ゼラニュームにこんなタイプもあるんですね。
花は大きくてきれいです。ぺラルゴニュームの花に似ています。もし交雑出来るならば葉芸を楽しむぺラルゴも可能かもしれません。
ゼラニュームの専門の方どうぞよろしくお願いします!!