台風接近中!農家の方は稲刈りを大慌てでされています。
吹く風が気持ち湿気を帯びてきたように感じます。やっぱり来るんですね。今年最初の台風体験はどのようなものなのか、被害がないのを祈るばかりです!
さて、アサガオの続き。どんどん咲いています!
青林風葉白丸咲き×サンスマイルパープル
パープル微かに覆輪、花径は約6cm。葉は青並葉。
変化葉の木立狙い。一発でうまくいく訳はありません(笑)。
白抱え葉白丸咲き×ペールブルースカイ
ペールブルー(淡いブルー)、花径は約5cm。葉は青並葉ですが、桔梗葉の雰囲気も若干ありです。
本当に伝わりやすい色ですが、F2以降ではその方親の特徴も出てくると思われます。
ペールブルースカイを使うと葉が大きくなる傾向がありますが、これまで紹介した他の組み合わせの中では、これが花とのバランスが一番いいです。
モーブブリザード×矢車
ローズ絞り曜白、花径は約7cm、葉は丸っこい青蝉葉。
花の模様はタイプによって共存できないものがあるそうですが、絞りと曜白は共存できますね。
(恋しぐれブルー×キキョウローズ)×(白しだれ×暁の海)
濃青曜白、花径は約7cm。青斑並葉。
恋しぐれブルーの範疇です、目新しさは今一つ。これも以降はいろんなものが分離するのではないかと思います。
(恋しぐれチョコレート×暁の露)×団十郎
濃青白覆輪、恋しぐれチョコレートの曜白は消えました。花径は約6cm。葉は恋しぐれチョコレート由来の裂元のくびれがあります。
茶色があるので、もう一度茶色を掛けたら茶色が出ないかなとやってみましたが、出ませんでした(笑)。
ただ、これも種をたくさん播けば出てくるような気もします。
(白しだれ×紅しだれ)×黄抱え葉白丸咲き
紺、花径は約6cm。ちょっと変異を含んでいそうな青並葉。
白×紅はくすみピンク、それに白を掛けたら、紺になるという想像もしない結果になりました(笑)。
それだけ遺伝子が複雑だということかもしれませんね!
(白しだれ×紅しだれ)×(白しだれ×キキョウパープル)
ライトローズ、花径は約4cm、葉は青斑並小葉。
小輪咲きの変異を目指したものですが、小輪(姫)遺伝子が強すぎて元どおり(笑)。
でも、一応はキキョウの遺伝子を持っていますので、いつかそれが出てくるかもしれません。
(キキョウローズ×暁の露)赤紫弱覆輪F2の2個体
上個体は、すでに紹介したもの。
下個体が今回咲いたもの。F2ですので、やはり分離しますね。花色と葉の斑のあるなしが違います。
青赤紫ぼかし覆輪、花径は約7cm。葉はこちらは青並葉。
どちらを拾ってもそれなりの展開はあるでしょうが、どちらかというとあまりない花色の上個体かな・・・とも、現時点では思います。
(キキョウローズ×サンスマイルローズ)×サンスマイルローズ
ローズピコティ、花径は約6cm。青抱え並葉。
木立に戻そうと思っての交配ですが、戻りませんでした(笑)。
(キキョウローズ×暁の露)×暁の露
水色の暈覆輪、花径は約8cm、葉は青斑並葉。
暈覆輪はあまり人気がないとのことで、品種がわずかしかありません。でも、これもアサガオの貴重な多様性の一つです。
これは戻し交配。暁の露が同様の色模様で、どうなるかな?と再び交配したところ、元に戻っちゃいました(笑)。
これは戻し交配で“戻り”ましたが、戻しでも戻らないものが殆ど。キキョウ咲き、木立はなかなかですね。多分、戻しよりもF2の種を大量に播いた方が効率がいいのではないかと思います。
とにかく、いろいろ試行錯誤をやっていくしかありません。でも、それが楽しいんですよ!(笑)