作品展始まりました!初日、2日と県外からたくさんの方に来ていただいて本当にびっくり!ありがとうございました!
皆さん、展示作品に感激していただいたようで本当に良かったです。作者さんたちも喜ばれると思います。
お客様の対応でなかなか時間も取れませんが、作品の紹介を可能な限りしていきたいと思います。
さて、毎回注目のKim農園さんは本当にバリエーション豊かです!!
ブロッチ覆輪
上弁にブロッチが広がって覆輪模様となるもので、園芸植物(人工物)としてのパンジーの究極の模様になります。まさしく工芸品の趣です。
以前は種苗会社でも取り扱っていた模様(品種)ですが、春咲き性や維持改良に手間がかかるので、今では個人育種の場所でのみ維持されるものになりました。
そんな貴重な系統をKim農園さんは沢山お持ちです。
ベイン(網目模様)
このベインも究極の模様です。ビオラでは、‘タイガーアイ’などの品種がありますが、パンジーサイズはやはり個人育種の元で維持されています。
これもやはり工芸品の趣ですね!
バブルリング
これも覆輪のジャンルで、「本覆輪」です。「本」は「以前からあるポピューラな」という意味で多くの品種があります。
みるくあずき
これも本覆輪。裏ベインのタイプです。
初恋、ゆれる
これも覆輪のジャンルで、こちらは「フェイス覆輪」でフェイスの部分が広がって覆輪になったもの。この覆輪は個体によって幅の細太があるのが特徴です。
斑入りキャロットピンク
流通している中で唯一の斑入り品種です。
すこしLull(ラル)
細弁のローズビーコン。いい感じです!(笑)
スパットモンキー
ベージュの上弁に濃いオレンジのビオラ。今までにない色合いです。
名前は温泉のお猿さんという意味。本当に茹であがっています(笑)。
そして新しい模様も
さくらミスト
細かな絞り、吹き掛け絞り(ミスト)です。以前から兆しはあったように思いますが、本格的に模様としての選抜が始まりました。
ゴッホタッチ
名前も見れば「ああ、なるほど!」と皆さんおっしゃる色模様。肌地もちりめんで荒々しい細かな絞りです。
さあ、これからどうなっていくのでしょうか?楽しみです。
ゆらぎ斑パープルイエロー
美しいかそうでないかは別として、あまり見たことがない模様です。
これもどうなっていくのでしょうか?
パンジーの究極の模様と、新しい模様の兆しを見て頂きたいと思います!