今日は彼岸の中日。宮崎はのどかな一日でした。
他者との接触を避けてとのことですが、ほぼ一日種取りと交配でハウスにお籠り状態なので誰とも接する機会がありません。
散歩の途中でほぼ毎回声を掛けてくるおばあちゃんがいるのですが、今日はスルー。作業に必死で「声を掛けるな」オーラが出ているのかもしれません(笑)。
さて、交配も今月で終了の予定。状態の良い株は交配前に記録として画像に収めました。
花しずく
私の初期も初期の枝垂れ品種です。冷蔵庫に眠っていた種が昨年復活しました!
ピンクベッター×アルベンシスの交配後代より出現したもので、今でこそしだれの品種はいくつかありますが、その先駆け的な品種です。
ただ、花弁が弱くその点を当時はどうにも改善できずにそのまま。
流通には乗りずらいですが、復活したのを幸いにもう一度挑戦したくなりました。これもパンジー・ビオラのバリエーションのひとつで、作り込むと本当に見事なんです。
これをフリルに、ダブルに・・・と想像するだけでウキウキしてきます。
花しずく×〔ミニマンゴーアンバー×(ミニマンゴーアンバー×花しずく)〕
落合けいこさんのミニマンゴーとアンバーキッスの後代で横に這うタイプの個体がありましたので花しずくとの交配を行い、それを戻し戻しで使っています。
他の這う系統も同様ですが、這う個体は片親に使っても画像でもお分かりのように垂れないんです。踏ん張って枝垂れない(笑)。
まあ、これはこれで盆栽の懸崖の様な趣はあると思いますが・・・(笑)。
花しずく×〔(ストジャノウィ×ピエナオレンジ)×アルベンシス〕
ならば、原種と再びアルベンシスを。
垂れ気味にはなりましたが、花しずくを超えるには至っていません。これが難しいんですよね。
やるからにはそれを超えなければ意味がありません。
試行錯誤、果敢に挑戦の日々が数年は続きそうです(笑)。